土地の利用に関しては様々な法律があるため、理解しておくことが大切です。
土地の利用(用途)や開発、その取引を規制する主な法律は次の通りです。
1. 都市計画法(国土交通省)
都市計画法では、街が無秩序に開発されて、住みにくくなることなどを防止するために、市街化区域、市街化調整
区域などの都市計画区域を定めるほか、市街化区域における土地の利用用途等を定めています。
市街化区域については、土地の利用用途のほか、建物の建ぺい率や容積率など、建物の建築に影響する規制が
あります。
2. 国土利用計画法(国土交通省)
国土利用計画法は、土地の投機的取引や乱開発などを未然に防ぐために、総合的かつ計画的に国土の利用を図
ることを目的とした法律であり、不動産取引に関しては、一定規模以上の土地の売買や交換などの取引に関する届出義務などを規定しています。
(参照元:国土交通省「日本における不動産取引に関連する法律」)